賢志のブログ

丸野賢志詩集

心の詩2

生命の詩

 むせび泣くあなたの哀しみに
 私はそっと手のひらを差し伸べる
 皆無に等しい哀しみの因果を辿ると
 無明という磨かぬ鏡がそこにある
 生と言い死ともいう苦しみは
 避けて通れぬ終始流転の宿命なのだ
  
 大宇宙の綺羅星もまた
 大いなる繁栄を万年齎し
 流星の如く散るのが定め
 砕け散った喜びと哀しみの欠片から
 無垢な生命が生まれるが故に
 表裏一体の陰陽は生まれながらの性と覚らん


 生ある者の性を輝く明鏡に翳してみると
 あなたの生命と私の生命は全て等しく
 凡夫の性と仏の性を脆き器に具え
 迷う時には凡夫の性として
 覚りし時には法性の生命と輝く


 深き哀しみを知るが故に
 慈悲の生命が輝き
 譬えなき喜びを知るが故に
 元初の使命を貫けるのだ


 あなたの使命を我見つけたり
 愛するあなたよ聡明な君よ
 迷うことなく開きゆけ
 愛するあなたへ
 


心の詩2

関係と絆-愛するあなたへ

 あなたは私に多くの喜びと智慧を与え
 種々の苦悩 愁い(うれい)を晴らし切って下さいました


 この身から零れ落ちる稚拙な感情を
 真綿でくるむが如く抱きとめ
 安穏な境涯へと変えてくれた


 あなたの繊細で無垢な感受性が
 私の琴線に触れるたびに
 あなたの慈悲深き御振る舞いが
 逡巡する我が心の導となってゆくのです


  あなたの真心を捉えて以来
 あなたを無二の存在として
 この弱き一念が定めの時を自覚したのです


 私があなたを愛する喜びと
 あなたが真の自由を手に入れた喜びは
 全て等しく大切な糧となる慈悲の欠片なのです


 真の自由とは差別なく慈しむ心であり
 心に蟠りなき清浄な境涯を指します
 今まさにあなたがその両の手に取ることで
 私とあなたの絆を確信へと導かれることでしょう


 自由な蒼穹を飛び森羅万象のほんの欠片でも
 掬い取られることを切に願います
 愛するあなたへ

心の詩2

関わり-あなたとの絆

 遠く離れた心の欠片探して
 ともにあなたと歩みだす


 これまで多くの人々に希望の種をまき
 生命尊厳の哲理で語りに語ってきた
 時には荒れ果てた土壌に
 最高の種を落とし
 慈悲の心を持って大事に育んできた


 さまざまな環境の中で色とりどりの
 花が咲き芳醇な実を結び
 枯れて又種を落とす
 その自然の営みを人の一生に譬えてみと
 因果は巡り一度結ばれた機縁は
 三世永遠に消えないことを確信させる


 あなたとの出会いで
 私の中で真心という種子が開花して
 慈悲という光り輝く希望の花が咲いた
 私にとってあなたの存在そのものが
 宿命転換しゆく機縁であることを覚り
 あなたを守り 育て 導くことを誓願し祈りを捧げ続けた


 あなたと私は無二の関係となり
 心の奥底にある琴線に触れ続け
 あなたの苦悩の本源である蟠りを
 解いてあげることが私の生きがいであり
 私の出生の本懐なのだ


 愛しきあなたよ 輝く君よ
 今まさに宿命を使命に変え
 ともどもに歩みだそうぞ