賢志のブログ

丸野賢志詩集

心の詩2

光の小道

 野に咲くその秋桜はあなたに似たり
 大雨の日も 大風の日も
 絶えることなく頭(こうべ)を天に向け凛とあり続け
 また天の陽を仰ぎ見て満々と笑みを浮かべる


 無量無辺の蒼穹の彼方に飛び去るものの影を追い
 床に突っ伏したあなたは天を仰ぎ見ては
 虚空な心に問いかけ続ける


 風の音 虫の音の協奏曲に乗せて
 囁きかける私の言葉一つ一つに頭を垂れて
 自らの心のうちに答えを求め続けるあなたよ


 大難あって繰り返される自問の答えを
 傍らで支え続けた私は知っている
 またあなたの真心が天を向き続けていることも


 虚栄と虚空に満ちたこの悪世にこそ
 森羅万象の真理を説くものが常住し
 その者に一念を定めるよう私は諭し続けてきた


 あなたは一輪の秋桜であり 砂漠の露である
 凛とした姿を顕し恵みを与えるもの
 そう私はあなたに説き続けてきた


 あなたと私は共に希望の種を蒔き続け
 共に仏となる故の難を持って生まれ
 そして今生命を変革し立ち上がるのだ


 希望とはわが一念を善き導を信じぬき
 善き規範で行動し抜くことから
 生命の変革が齎されるのだ


 健気で 可憐なあなたよ
 一輪の華を愛でながら
 勇気を持って立ち上がれ
 

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