賢志のブログ

丸野賢志詩集

あなたへの手紙


 希望の轍をあなたの人生に見た
 その希望の礎とは
 あなたが望み歩んだ軌跡の中の確信
 私は分かっているよ
 かつて幼い日より体験した消せない記憶
 その記憶の奥底にあるさまざまな感情
 善き感情も悪しき感情もあなたのものだ
 双極のその感情を誰が咎められるだろう
 赫々と昇る陽があなたを照らし
 足元に長い影を落とすように
 何ら偽りのない摂理 実相なのだ


 健気に自分を責め続けるあなたよ
 如何様にしてこの大地に全ての恵みが
 齎らされているのか
 如何様にしてあなたがその恵みを受けているのか
 蒼穹を飛び交う鳥の群れを見てごらん
 一片のくもり無き眼であなたを見ている
 見てごらん私のこのくもりなき眼を
 私のこの目盲いた眼にも
 あなたの面影は鮮明に投影している
 自分から閉ざさなければ
 清らかなこの心の眼であの鳥の営みが見えるはずだ


 あなたはあなたでしかなく
 私は私でしかない
 他と比べて何の意味があるだろう
 あなたはあなたらしく
 その慈愛に満ちたあなたらしく
 胸を張れるよう私がいると確信出来るまで
 連れ添うことを私は誓う
 病める時も健やかなる時も


 愛するあなたへ 
 

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