賢志のブログ

丸野賢志詩集

心どこかに-11日目

 今宵も夜が耽って参りました
今日もウィスキーグラスを片手に
アンネの日記「隠れ家生活」について思いを巡らせて参りましょう
1942年7月8日 水曜日
いよいよ安穏な生活もここまでとなります
と云うのも、父オットーに呼び出し状が届いたからです
呼び出し状が届くと云う事は、強制収容所行きを意味するものでした
その知らせを受けて、予てより計画していた逃亡生活が現実のものとなったのです
俄かに騒めき立つ家内にアンネの心は不安で一杯になります
アンネはこの日、更なるショックを受けます
それは、呼び出し状の宛先が実は姉マルゴットに宛てられたものだと
姉マルゴットから告白されたからです
姉はまだ16歳、こんな若い娘を一人本当に連れていくというのか
この時のアンネの胸中は、到底穏やかではいられませんでした
そしてアンネには未だ隠れ家の存在、 逃亡計画の内容が伝わっていなかったため
色々と思いを巡らしては不安に駆り立てられたのです
家内での引っ越し作業はその日の深夜まで続けられます
何を持ち出せば良いのか思案している暇もなく夜は耽って行きます
くたくたに、くたびれはてたアンネが床に就いたのは
深夜11時半を回ったころ 朝5時半に母エーディトに起こされ
いよいよ出発の準備に取り掛かります
必要なものだけを準備し7時半には家を出て
隠れ家へと向かいます
この時あんねはこう日記に綴っております
「私はただ、ここを逃れて、安全なところへいきたい
-望むのはそれだけです」
次回はいよいよ隠れ家での新しい生活について思いを巡らせていきたいとおもいます
See you next time!!


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