心の詩2
生命の詩 一 むせび泣くあなたの哀しみに 私はそっと手のひらを差し伸べる 皆無に等しい哀しみの因果を辿ると 無明という磨かぬ鏡がそこにある 生と言い死ともいう苦しみは 避けて通れぬ終始流転の宿命なのだ 大宇宙の綺羅星もまた 大いなる繁栄を万年齎し 流星の如く散るのが定め ... 続きをみる
関係と絆-愛するあなたへ 八 あなたは私に多くの喜びと智慧を与え 種々の苦悩 愁い(うれい)を晴らし切って下さいました この身から零れ落ちる稚拙な感情を 真綿でくるむが如く抱きとめ 安穏な境涯へと変えてくれた あなたの繊細で無垢な感受性が 私の琴線に触れるたびに あなたの慈悲深き御... 続きをみる