賢志のブログ

丸野賢志詩集

心の詩2

関係と絆-愛するあなたへ
十一
 三世永遠の時の流れの中で出会ったあなたと私
 あなたと私は永遠の愛を誓い未来世で
 新たな生命の蘇生を果たし
 無二の関係であり続けるよう深く祈りを捧げた


 人としての生命活動は星の瞬きほどに
 儚くも永遠の時に照らし合わせて見るならば
 共に生命の根幹で結ばれた関係は
 崩れざる絆で再び二人を必然的に引き合わせるのだ


 生命の奥底に纏綿した情愛と輝いた思い出は
 限られた時を乗り越え生命の覚醒を促す
 あなたと私は結ばれるべくして出会い
 未来永劫に関係しあって生きていくのだ


 人は生老病死の本源的苦悩に縛られるあまり
 さまざまな迷い 無知を生み出す脆い感性を常に持ち一喜一憂する
 けれど無明を晴らし往く希望の種を
 あなたにまくことは私の使命 誓願なのだ


 人は無明の闇を晴らし往く善知識を求め
 常に求道を起こしてこそ
 真の輝ける生命を開き顕し大慈悲の境涯を示し導く師となるのだ
 「成仏とは開く義なり」そう生命の根幹に刻むのだ


 この世の神羅万象を己の胸の内に収め
 常に蘇生される生命の息吹を己心のうちに感じゆくのだ
 一度開かれた生命の輝きは法性の大海を巡りゆくのだ
 あなたの輝ける生命に幸多かれ
 愛するあなたへ

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