賢志のブログ

丸野賢志詩集

心の詩2

四季の励まし

 艱難辛苦の綻びを桜の蕾に見たり
 寒暖の激しきこの娑婆世界で
 生命の営みが定めを知り開花する


 冬から春へ硬き蕾を綻ばせる
 春風と旭日の陽に照り輝き
 頑なな一念を真紅に染め 


 あなたと私の営みが織りなす
 生命の輝きと栄光が
 燦々と降り注ぐ旭日の陽に似たり


 あなたと私は必然的に出会い
 許されぬ片思いに胸焦がして
 あなたを待ち続ける


 励ましの奏でが時にあなたを
 人 天の境涯に誘い平穏を与え
 時に苦しみと葛藤へも落としている


 そんな私の罪深き振舞を許し給えと
 幾万の祈りに乗せあなたに届ける事が許されるならば
 この拙き便りはあなたへの深き愛の証と示し明かそう


 時に母となり時に父となり
 慈悲の心を説いてきた
 それが私の愛の形なのだ


 聡明で愛しきあなたよ
 生死と叶わぬ定めを知り
 その苦悩を乗り越える智慧を与えたまえ


 燦燦と降り注ぐ旭日に向かい
 健やかあれと今日も祈り続ける
 愛するあなたへ



心の詩2

四季の励まし

 白梅の蕾が綻ぶ頃
 あなたと私は出会った


 春夏秋冬咲く花は違えども
 生命の営み 定めは変わらない


 人の世の定めもまた
 娑婆世界 仏界の違いがあろうとも


 あなたと私は平等に仏の種子を
 生まれながらに具えている


 だからこそあなたを慈しみ
 あなたを守り育て 礼拝し続ける


 あなたの喜び 哀しみ 迷いを知り
 私が支えとなることが私の定め 使命なのだ


 娑婆世界にこそ仏は常住し
 久遠から生命の正しき営みを説き続ける


 今春の喜びは過去の苦悩から生じ
 未来世で雅に咲き誇る


 三世永遠の時の連鎖を生命の定めと知り
 私はあなたに問いかける


 今の苦しみは未来世の喜びの瑞相である
 そう自覚したならば


 あなたの苦しみは喜びの因となり
 常に栄の時を得られ


 私とあなたは等しく仏の境涯を開き
 他をも幸福へと導く


 報恩感謝こそあなたが示し続けた
 至極の一念であり私の宝である


 今日の苦しみを喜びに変えて往ける
 あなたの真の強さを信じ


 私は今日も深き祈りを捧げ続ける


 愛しき君よ 弥増して輝けるあなたよ
 私はあなたを心から愛し続ける


 愛するあなたへ


心の詩2

四季の励まし

 そよ風に乗ってやってくる黎明の歌声
 蕾ほころび芳しき香りを漂わせて
 私のもとにやってくるあなた


 あなたは様々な贈り物を抱え走り出す
 悩み 喜び 迷い 覚り 様々な一念


 私はあなたの心の声だけを頼りに
 あなたの面影を追いかける


 無垢な私の心をとり出だすあなたの性が
 私の心の奥底に纏綿した悪しき中核を打ち崩す


 あなたの聡明さに呼応して私の心も
 軽く朗らかに明るく輝きを放つ


 あなたこそ私の真実を知る者となりゆく無二の人
 聡明で輝く君よ


 生 老 病 死の苦悩を定めと覚り
 深き祈りで転重軽受していくのだ


 あなたの幸多からんことを心から祈る
 愛するあなたへ