心の詩2
関わり-あなたとの絆
四
紅の空を見上げ燃ゆる心を抑えきれぬあなたよ
幾千と流るる星を見つめ何を思うことぞ
虚無と孤独があなたの瞳に影を落とし
満点の星に希望の瞬きを見出したり
そんなあなたの傍らで寄り添う私の手を握り
頬を濡らすあなたよ
天界の流星を捉えし者の定めは
この世の森羅万象を見定め
さまざまな生命の規範となりゆく
一念を三千世界の頂に定める事なのだ
あなたの輝ける生命をさらに磨き
綺羅星の如く他をも輝かせることが
あなたの使命であり 幸福の形なのだから
そのことを自覚するために
私はあなたの傍らで小さな手のひらを握りしめ
魔法の言葉を囁き続けるのだ
愛するあなたよ
定めし者の強き一念を
他の者のために輝かせ続けるのだ
愛するあなたへ