心の詩2
輝ける生命
二
生命とは有形と云えば無形であり
無形と云えばその実態は如実に現れる
法性の明鏡に翳せばその姿は実相となる
これこそが生命の妙である
生命は磨けば磨くほどに輝きを増し
他の生命をも輝かせる
常に輝ける生命に触れ続け
触発されるわが生命を
我が己心の器を苗床に定めて
生死生死と繰り返す三世の生命に
無限の可能性を見出し変革しゆくのだ
生死の悩み・苦しみをはなれ
常楽我浄の境地を得んがために
様々な行を試みてきた
ゆえにわが生命は一段と輝きを増し
わが生命境涯が六道を離れ
さらに境涯が開けたのだ
深き信と行動こそわが生命を一乗へと導く
唯一の道なのだ