賢志のブログ

丸野賢志詩集

心の詩2

輝ける生命

 生命とは有形と云えば無形であり
 無形と云えばその実態は如実に現れる
 法性の明鏡に翳せばその姿は実相となる
 これこそが生命の妙である
 生命は磨けば磨くほどに輝きを増し
 他の生命をも輝かせる
 常に輝ける生命に触れ続け
 触発されるわが生命を
 我が己心の器を苗床に定めて
 生死生死と繰り返す三世の生命に
 無限の可能性を見出し変革しゆくのだ
 生死の悩み・苦しみをはなれ
 常楽我浄の境地を得んがために
 様々な行を試みてきた
 ゆえにわが生命は一段と輝きを増し
 わが生命境涯が六道を離れ
 さらに境涯が開けたのだ
 深き信と行動こそわが生命を一乗へと導く
 唯一の道なのだ

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