賢志のブログ

丸野賢志詩集

心の詩2

自問自答

 私は闘っている 何と闘っているのか
 時間の狭間で迷い遠のく意識と闘っているのか
 限りあるものに憂いを感じている自分と闘っているのだ
 形ある物は壊れ 色あるものは褪せていく
 それが自然の摂理なれど外界の苦しみを
 不幸と呼ぶならば私の苦しみは不幸なのだろうか
   私はあなたを見つめて今日も問い続ける
 心の奥底に眠る無垢な感受性を呼び覚ます
 希望の灯をあなたの内界に見たり
 我が魂の叫びに呼応して
 光り輝く希望の種を我内なる小宇宙に見たり
 希望とは何か 幸福とは何か
 自問の答えを己心に求め乗り越えてゆくのだ
 試練の冬は必ず歓喜の春へ移りゆく
 信じる心一つを磨きゆくのだ
 何を信じ 如何様にして磨くのか
 ありのままの自分とは
 桜梅桃李即ち種々の個性を変えることなく
 自身の善き振る舞いを貫き通すこれを磨くともいうなり
 磨けば磨くほどに輝きを増す生命の賛歌を
 高らかに謳い威風堂々と乗り越えゆく
 強き生命よ 慈悲深きあなたよ
 勝鬨を上げいざ立ち上がれ

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