賢志のブログ

丸野賢志詩集

2016年1月のブログ記事

  • 心の扉を開いて‐4

    私があなたの虐げられた 愛する真心をそっとすくい上げてさしあげます あなたは愛することに不自由なく これまで生きてこられました 愛する事と愛される事は あなたの振る舞い方で変わります あなたは一切衆生の幸福を祈り 無上の慈悲で皆平等に 欠けることの無い愛を分かち合ってまいりました そのあなたの心に... 続きをみる

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  • 賢ちゃん日記-4

    今晩は❢日頃より一読いただき有難うございます。 私は人に言葉が伝えられない・考えがまとまらない障害を持ち そのリハビリの為、色々と長文・短文・詩・随筆等を 投稿させて頂いておりますが、不快な表現等ありましたら 予めお詫び申し上げます 今後もご一読いただければ幸いです。 それではお休みなさい(-。-... 続きをみる

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  • 心どこかに-16

     今宵も夜が更けて参りました 今宵は、フランク・シナトラのサウンドに聴き耳を立てながら 若かれし頃の夢に、浸って参りたいと思います       当時在日中国人に対する差別は、人権問題に迄発展しておりました 各地で、指紋押捺拒否による不当逮捕がその一例です 中国では指紋を採取することは、犯罪者と区別... 続きをみる

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  • 心どこかに-15

      今宵も宵の口を迎えて参りました 今宵は、ジョン・コルトレーンのサウンドに聴き耳を立てながら 若かれし頃の夢に、浸って参りたいと思います     時を更に遡る事1年前、これまで学んできたアルベルト・アインシュタイン 博士の理論相対性理論にのめり込んでいた頃の事です NHKのとある番組でアインシュ... 続きをみる

  • 心どこかに-14

    今宵も宵の口を迎えて参りました 今宵は志向を変えて、レイ・チャールズのサウンドに聴き耳を立てながら 若かれし頃の夢に、浸って参りたいと思います   思い起こす事20有余年、未だ大人の分別が付かぬ若者だった私 大学のキャンバスライフを満喫しながら、アルバイトを掛け持ちし 一つの夢を追っておりました ... 続きをみる

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  • 心どこかに-13

     今宵も夜が更けて参りました 今日もウィスキーグラスを片手に 雪見酒と洒落こもうではありませんか   アンティーク小窓をそっと開けると 吐息が白く広がり 降雪に紛れて、ほのかな温かみを感じるこんな夜は 子供の頃の原風景に思いが向かいます 深々と降る雪の中、暖を求めて 只管に雪の小道を歩いて往きます... 続きをみる

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  • 心どこかに-12日目

      今宵も夜が耽って参りました 今日もウィスキーグラスを片手に 曇った小窓をそっと拭き深々と積もりゆく雪景色に心奪われます 風鳴りもやみ生命の営みも今は感じぬ雪野原 心静かにアロマ・キャンドルにそっと火を付けます 今宵もまた書きかけの原稿に目を通し アロマキャンドルの香りが部屋の隅々に行きわたる頃... 続きをみる

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  • 生命の響きー1

    あなたは私に光と影を与えました あなたは私に楽と苦を与えました あなたは私に迷いと悟りを与えました あなたは形有る物に影を与え あなたは形無き物に智慧を与えました 様々な機縁によって 光と影・楽と苦・迷いと悟りという 抽象的な心を双極的にお創りになりました 己心の内から抽象的心を取りい出す方法は様... 続きをみる

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  • 輝ける生命-6

    生命は偉大である 生命は尊極である 生命は恒久であり妙である 生命とは軽んじて語るものではない 生命は己心に問いかけ続けることで 輝きを放ち大いなる智慧を涌現させる 地獄・仏・十種の境涯が人には 生まれながらに具わっている 一念三千世界にその答えを見出すならば 自分の観心が一念に定まるのだ ひたぶ... 続きをみる

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  • 輝ける生命-3

    輝ける生命とならしめる   唯一の方法は磨いていく事にある   如何にして磨いていくのか   生死の大海を流転する曇った生命を   如何にして明鏡へと輝かせて行けるのか   我が己心の内に具わる仏性を信じぬき   只管に祈り善意の規範に照らし合わせて   行動し往くのだ   発心した生命の善知識と... 続きをみる

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  • 輝ける生命-5

    我が生命の終始を見定め 汝、我が生命をお創りになった始まりとしよう 汝、我が生命の器を形あるものにお創りになった終わりとしよう 汝に問う、如何なる機縁で此の無量無辺の大宇宙と無常なる器に 永遠なる生命を押し込め給うのか 汝に問う、我が生命の輝きを星の数だけ拾い集め この器を満たし続け給うのか 汝に... 続きをみる

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  • 輝ける生命-4

    汝は多くを失い多くを学んだ   目の前の現実は辛く閉ざされた小宇宙   けれど閉ざされた小窓を開けると   そこには無限に広がる大宇宙が展開する   星の瞬き以上に勝る速さで   瞬間瞬間の生命が天と小宇宙に輝く   胸の内に押し込められた苦しみが   一つの希望を灯すことで   もはや閉ざされた... 続きをみる

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  • 賢ちゃん日記-3

    「私がブログを通じて伝えたい事」-宗教の視点 生ある者には避けて通れない、4つの本源的悩み・迷いがあります。 「生・老・病・死」  この問題は本源的悩み・迷いを総じて無明とよみ、この無明が生じた時に、沸き起こってくる感情であり苦しみに他ならないため、深く考えてみたいと思います。 大乗仏教(実教の立... 続きをみる

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  • あなたへの手紙-9

     重い病を患い闘うあなたにこの手紙をささげます。 病とは生あるものにとって避けては通れぬ試練なのです。 その試練を乗り越え歓喜の境涯を開いて行く為の、好機でもあります。 人として生まれ、老いて、病魔と闘い、終焉を迎える、それが生ある者の本源的な迷いであり・苦悩であり・定めでもあります。 目の前に映... 続きをみる

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  • 生命論-1

     生命とは無始無終の連続的、永遠を秘めている   生命とは宇宙そのものを指し   宇宙の法則そのものが生命活動の基本原理である   宇宙を大生命に譬え三世永遠の生命の実相を   森羅万象の中にみていくのである   生命とは一念一念の連続的、永遠性を 本質として存在し 誰人の創造物で無いのが生命であ... 続きをみる

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  • 輝ける生命-2

    二   生命とは有形と云えば無形であり   無形と云えばその実態は如実に現れる   法性の明鏡に翳せばその姿は実相となる   これこそが生命の妙である   生命は磨けば磨くほどに輝きを増し   他の生命をも輝かせる   常に輝ける生命に触れ続け   触発されるわが生命を   我が己心の器を苗床に定... 続きをみる

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  • アンネの日記-7

    「アンネの日記」-1942年7月8日水曜日~11日土曜日「隠れ家へ」   この頃になると、黄色い星マーク(ユダヤ人・ユダヤ系移民に付けられた布製のバッジ)をつけられ、ユダヤ系の人々への人種差別が大々的に行われていました。そしていよいよ姉マルゴットに送られてきた呼び出し状がきっかけとなり、予てよりの... 続きをみる

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  • あなたへの手紙―8

     人への不信、対人関係への不安を抱えるあなたにこの手紙を送ります。 人にはそれぞれ、比較出来ない個性が具わっています。 言い方を変えれば一つの事物を捉えるときに、様々な尺で推し量り、物事の規範に照らして識別します。 物事の規範とは人それぞれに違いがあります。 例えて云うならば、曇った鏡も光に照らす... 続きをみる

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  • 心どこかに-11日目

     今宵も夜が耽って参りました 今日もウィスキーグラスを片手に アンネの日記「隠れ家生活」について思いを巡らせて参りましょう 1942年7月8日 水曜日 いよいよ安穏な生活もここまでとなります と云うのも、父オットーに呼び出し状が届いたからです 呼び出し状が届くと云う事は、強制収容所行きを意味するも... 続きをみる

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  • 輝ける生命-1

    一   生命には輝ける資質が本来的に具わっている   その生命が最も輝くのは   溢れ出る慈悲の愛に目覚めた時だ   誰かを慈しみ   誰かを慕い   誰かを尊敬し   誰かのために祈り主体的に行動を起こす時に   あなたの生命は偉才を放ち   勝利の大功徳が厳然と現れるのだ   一度輝きを放った... 続きをみる

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