アンネの日記-5 学校生活
アンネの日記-5
「アンネの日記」-学校生活 1942年6月21日 日曜日
アンネも今年で13歳、中等部1年B組に進学し、1年が過ぎようとしています。
2年生進学に向けて不安になる年頃。この当時のアンネの日常は、多くの友達に囲まれ和気藹々と過ごす中で、多くの知恵を吸収しながらも、友達や先生(数学のゲブレイル先生)を具に洞察し、評価する術を身に付けていました。又彼女はとてもお喋りが好きで、人を引き付ける魅力を秘めた存在であったように、この日の日記の中から伺い知れます。特に数学の授業中に、お喋りが原因で度々、反省文を書かされますが、めげる事無く如何に回り、特に先生を呆れさせるか思案しながら、プラス思考で物事を捉えていたようです。
「アンネの日記」-1942年6月24日水曜日以降につづく