賢志のブログ

丸野賢志詩集

心の窓を開いてー3

脆弱な愛は迷いによって脆く崩れ去る
脆弱な愛は一度の挫折で脆く崩れ去る  
普遍の愛は他をも思いて強固になる  
普遍の愛は他を尊び慈しみ礼拝して不動となる
愛とは二つの感情が存在し  
自分を中心に沸き起こる感情を  
恋愛と呼び  
相手を中心に沸き起こる感情を  
愛と呼ぼう  
愛とは本来一つの感情  
自行によって得られる感情を  
恋と呼び  
化他によって得られる感情を
愛という  
貴方はどちらの愛を求めるのか  
自行化他の愛こそが二人の関係を  
強固にし結び付け縁となる  
愛する事に目覚めた貴女に  
迷いも悲嘆も愚痴もない  
真の愛を求めて今日も  
出会いと別れを繰り返す  
自他共平等に幸福あれと  
今日も祈る

「あなたへの手紙」-6


心の小窓をちょっと開けてみると、周りの現実が鮮明に、かつ生々しく新鮮に感じます。その感受性をそのまま受け止めて自分なりの言葉で表していくと良いかもしれません。
心の小窓とはかたくなな壁のような物です。小窓を作り出すのは自分自身です。壁とは自分の弱さが作り出す幻影の障害物です。自分と向き合い自問する上で大切な事は、目の前に立ちふさがる壁を、勇気を持って乗り越えようとする前向きな目標を立てる事であり、乗り越えた先に希望があることを実感することに、自問自答の意義があります。
生きる事は辛いですよね。重たいですよね。でも一度心の壁を乗り越えると、自分が作り出した幻影を打ち破った達成感で心が満たさせると共に、自信が生まれます。その達成感と自信こそが希望の光りです。その繰り返しで心は強く、心を開く事に喜びを見出していけるようになります。人はその希望の光りを実感し続けることで、自分の幸福の答えが見えてくると思います。当に希望の光りこそが心の宝であると思います。

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