賢志のブログ

丸野賢志詩集

心どこかに-7

 今宵も夜が耽って参りました
ウィスキーグラス片手に 愛読書に心奪われます
今宵は生命の尊厳と多様な個性について
思いを巡らせて参りましょう
時は、1942年7月、第二次世界大戦中
ドイツ・フランクフルト・アムステルダムで
生を受け13年を迎えた
アンネリース・マリー・フランクの尊き生涯
に焦点を当て戦争・人種差別の悲惨について
考えて参りましょう
当時国家社会主義ドイツ労働党、
通称「ナチス」の掲げる反ユダヤ主義によって
ドイツ国内ばかりでなく、
占領地オランダに
居住するユダヤ系ドイツ人を中心に 弾圧、
大量虐殺事件を起こしておりました
次回は反ユダヤ主義の背景について考えて往きたい と思います。
 See you next time!!

アンネの日記-5  学校生活

アンネの日記-5 「アンネの日記」-学校生活  1942年6月21日 日曜日    
  アンネも今年で13歳、中等部1年B組に進学し、1年が過ぎようとしています。 2年生進学に向けて不安になる年頃。この当時のアンネの日常は、多くの友達に囲まれ和気藹々と過ごす中で、多くの知恵を吸収しながらも、友達や先生(数学のゲブレイル先生)を具に洞察し、評価する術を身に付けていました。又彼女はとてもお喋りが好きで、人を引き付ける魅力を秘めた存在であったように、この日の日記の中から伺い知れます。特に数学の授業中に、お喋りが原因で度々、反省文を書かされますが、めげる事無く如何に回り、特に先生を呆れさせるか思案しながら、プラス思考で物事を捉えていたようです。  
「アンネの日記」-1942年6月24日水曜日以降につづく

「あなたへの手紙」-3

   あなたは、自分が思うより弱くはありません。
今が奮い立つ時です。曇り眼を明鏡へと磨き上げ、自信を持って、失敗を恐れず、威風堂々といざ往かん。私があなたの支えです。
転ばぬさきの杖となり、共に苦しみ、共に悩み、共に哀しみ、共に乗り越えていく戦友です。
今の世を儚むよりも、今の世を憂うよりも、先の希望ある未来を、心の眼で見据えて、自分を信じて今を精一杯充実させて、生きるのです。
辛い現実、哀しい現実、悩み多き現実、無明に覆われ、心の拠り所を求めるあなたへ。
あなたには私がいる。
あなたには支えとなりたいと心から願う真の理解者が必ずいる。
今は出会う事が出来ていないだけです。
あなたがいつも前を向いて歩いていけば、必ずあなたの真の理解者は現れます。
あなたの前向きさが、真の理解者を引き寄せるのです。
重ね重ね訴えたい。
あなたは弱くない。
あなたは愚かではない。
冬は必ず春となるように、常に前を向いて往けば、必ず最善の結果がついてきます。
あなたの求める拠り所が見えてきます。さあ、一緒に歩いていきませんか。
今日という日を大切に。
新たなスタート地点は今日です。
明日ではありません。
今日があって明日があるのです。
喜びの春を共々に迎えましょう。
愛するあなたへ