賢志のブログ

丸野賢志詩集

心どこかに-8日目

 今宵も宵の口を迎える頃となって参りました
ウイスキーグラスを片手に
愛読書「アンネの日記」に心を投じていきます
今宵は本書を世に出す意義と、執筆当時 オランダで蔓延していた、
「反ユダヤ主義」の思想について 思いを巡らせて参ろうと思います
 「反ユダヤ主義」- Wikipedia (はんユダヤしゅぎ)とは、ユダヤ人およびユダヤ教に対する差別思想を指す。19世紀以降に現れた、ユダヤ人を一種の人種として差別する立場は反セム主義(はんセムしゅぎ、英語: Antisemitism)またはアンティセミティズムとも呼ばれる。  反ユダヤ思想・ユダヤ主義の主張として、「ユダヤ教は強烈な選民思想(選ばれた民)であり、排他的な思想であり、イエスキリストの処刑人」とされております。ユダヤ教(唯一神ヤハウェ)とキリスト教(ナザレのイエス)をキリスト(救い主)を唯一神と定め崇拝する、二つの宗教観では唯一神を「選んだ民」としては、共通するものがあるが、ユダヤ教・ユダヤ人は「民族主義」(自らの民族を政治・経済・文化などの主体と考え、価値観の至上とする思想や運動)であり、普遍主義を重視しているため、必ずしも排他的とは言えない。  次回は宗教観の観点から思いを巡らして参りましょう。  See you next time!!

アンネの日記-6

 「アンネの日記」-1942年6月24日水曜日・6月30日火曜日・7月3日金曜日・7月5日日曜日  
  この頃になると「シオニズム運動」(ユダヤ人の独立国家建国運動)が、オランダ国内で盛んに行われる中、ボーイフレンドのハリーとの交際が始まります。交際といっても、晩の8時以降は、外出禁止令が発令されていたため、夜の外出は危険が伴うものでした。又日常生活でも公共交通機関を利用出来ない等の差別があり、支障を来たす状態であった事が、この頃の日記の中から伺えます。又財産没収や強制連行等の危機も迫っていました。そしていよいよ、父(オットー・フランク)から、隠れ家生活を始める事を告げられ、アンネの心は不安へと駆り立てられていきます。


「アンネの日記」-1942年7月8日水曜日「隠れ家へ」につづく

「あなたへの手紙」-5

   悩み、苦しみ、生きることに迷っているあなたへこの手紙を届けます。 人は、ふと立ち止まった時に迷い・心の痛みを強く感じることが多々あります。 現在抱えている、心の迷い・心の痛みは、過去の自分が今の自分へと成長した証です。 今の悩み・苦しみ・迷いは過去の行いから生じます。 そういう時こそ立ち止まり、自問しながら心の中を整理していくと、新たな気づきがあるかもしれません。 その気づきを大切に、文章等の形として残していくと将来掛け替えのない心の宝として残ります。 今の生活を充実させていくためには、過去の自分を整理していくことから始めてみてはいかがでしょうか。 過去の自分から学ぶ事は多々あると思います。